プレミアムシリーズ 堤剛 チェロ・セレクション(2025年3月2日)

甘美な音色、深く豊かな響きに包まれる至高の時

御年80歳を迎え、ますます魅力と輝きを放つ日本を代表するチェロ奏者、堤剛。時代を切り拓き、円熟の極みへと突き進む巨匠が、いまチェロ界をリードする名手たちとのアンサンブルで、チェロの魅力を余すところなくお届けします。柔らかく気品のある音色をたっぷりとお楽しみください。

【10/17追記】
当初予定しておりました出演者、長谷川陽子さんが健康上の理由により出演ができなくなりました。代わりまして、新倉瞳さんが出演いたします。
何卒ご了承のほど、お願い申し上げます。

【曲目】
グレンゲル:主題と変奏 op.28
グリュッツマッハ―:奉献聖歌 op.65
モーツァルト/ムーア:「フィガロの結婚」序曲
J.S.バッハ/山本祐之介:G線上のアリア ほか

(PDFファイル:2.8MB)

出演者プロフィール

堤 剛 Tsuyoshi Tsutsumi

名実ともに日本を代表するチェリスト。桐朋学園で齋藤秀雄に師事。1961年インディアナ大学(アメリカ)に留学、ヤーノシュ・シュタルケルに師事。63年ミュンヘン国際コンクール第2位、カザルス国際コンクール第1位入賞。2009年秋の紫綬褒章を受章。13年文化功労者に選出、20年秋にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団日本公演においてソリストを務め、反響を呼んだ。
インディアナ大学教授等を経て、現在桐朋学園大学特命教授(元学長2004~13年)、韓国国立芸術大学客員教授。霧島国際音楽祭音楽監督。サントリーホール館長。日本藝術院会員。

新倉 瞳 Hitomi Niikura

桐朋学園大学音楽学部を首席卒業。バーゼル音楽院ソリストコース・教職課程の両修士課程を最高点で修了。これまでに毛利伯郎、堤剛、Thomas Demenga各氏に師事。在学中EMI Music JapanよりCDをリリースしデビュー。受賞歴も多数、近年では第18回ホテルオークラ音楽賞、第19回(2020年度)齋藤秀雄メモリアル基金賞 チェロ部門受賞。現在カメラータ・チューリッヒのソロ首席チェリストとしてスイスを拠点に幅広く活動。使用楽器は、宗次コレクションよりMatteo Goffriller(1710年製)を貸与されている。「新倉瞳Official Members “瞳の小部屋”」https://hitominiikura.fanpla.jp/

上村 文乃 Ayano Kamimura

日本音楽コンクール2位、トレヴィーゾ市国際音楽コンクール1位、インディアナポリス国際バロックコンクール優勝など入賞歴多数。桐朋学園大学ソリストディプロマコース卒業後ハンブルグ音楽演劇大学とバーゼル音楽院に留学。リサイタルの他オーケストラ共演や室内楽の演奏も高く評価されている。国内外の多くの音楽祭への参加やバッハ・コレギウム・ジャパンのメンバーとしても活躍中。2022年ホテルオークラ音楽賞、2024年齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞。

北村 陽 Yo Kitamura

2024年エネスク国際コンクールチェロ部門で日本人初の優勝。あわせてセバスチャン・アンドローネ・ナカニシ作曲賞も受賞。2023年ブラームス国際コンクール、日本音楽コンクール優勝。2017年第10回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクールでは満場一致で優勝。桐朋学園大学ディプロマコースでは堤剛氏に、ベルリン芸術大学ではイェンス=ペーター・マインツ氏に師事している。使用楽器は上野製薬株式会社より貸与された1668年製カッシーニ。

開催日2025年3月2日(日曜日)
時間14時00分開演(13時15分開場)
会場ゴウダホール(大ホール)
出演チェロ:堤剛、新倉瞳、上村文乃、北村陽
料金S席4,000円/A席3,000円/車いす席3,000円/U25割2,000円
※全席指定・税込 
※未就学児入場不可
チケット発売日会員先行(インターネットのみ)  10月26 日(土曜日)10時から
一般(インターネット・電話) 11月 2日(土曜日)10時から
一般(窓口) 11月3日(日曜日)10時から ※残券がある場合のみ
チケット購入方法はこちらをご覧ください。
お問合わせ茨木市文化・子育て複合施設おにクル
 072-631-0296