子どもと楽しむシリーズ ストリングラフィ・アンサンブル 糸と森の音楽会(2025年8月9日)
まるで巨大な弦楽器!?音に包まれる感動体験が待っています
絹糸と紙コップでできた、糸でんわの楽器『ストリングラフィ』。会場いっぱいに張り巡らせた約100本のストリングラフィから、童謡やクラッシック、動物の鳴き声まで、飛び出してきます!小さいお子様から大人まで、誰でも楽しめるコンサートです。(演奏終了後、体験コーナーがあります)

(PDFファイル:3.2MB)
【曲目】
クラリネットをこわしちゃった
アイネ・クライネ・ナハトムジーク
ミッキーマウスマーチ ほか
「Stringraphy」(ストリングラフィ)とは
1992年、作曲家の水嶋一江によって考案されたオリジナル楽器と、その演奏スタイルの総称であり、水嶋によってネーミングされました。この楽器は、糸電話の原理を応用しており、絹糸の両端に紙コップを取りつけた非常にシンプルなものです。演奏者が手で擦ったりはじいたりして音を出し、演奏を行います。ピンと張られた絹糸は、1本ずつドレミファソラシドに調弦されています。1セット16~23本で、ソプラノ、アルト、ベースの3セットが基本となります。基本的に長調の音階にチューニングされています。糸の長さは一番短いもので約1m、長いものは 約13mもあります。会場全体を巨大な弦楽器のようにセッティングすることもあり、その場合、観客はその楽器の内部で演奏を聴く事になります。1996年にデンマークで初の海外公演を行って以来、欧米、アジアなど16の国と地域で公演を行い、新しい日本の音楽として高い評価を受けています。 近年では、世田谷区のスタジオで開催されている定期公演にも海外から多くの外国人が訪れており「新しい日本の音楽・芸術」として国内外から高い関心が寄せられています。ストリングラフィサイト 糸チャンネル(YouTube)
出演者プロフィール
水嶋一江(音楽家
1964年東京生まれ。日本女子大学付属中学校・高等学校卒業。桐朋学園大学作曲科卒業。1991年カリフォルニア大学作曲科修士課程修了。アコースティックな実験的現代音楽の作品を多数発表。1992年にオリジナル楽器『ストリングラフィ』を考案しスタジオ・イヴを結成。『ストリングラフィ』を軸とした舞台作品を多数制作しました。1996年に『ストリングラフィ・アンサンブル』を結成し、 以来アンサンブルによる作曲&演奏活動を行い現在に至ります。
開催日 | 2025年8月9日(土曜日) |
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時間 | ①11時00分~11時50分(10時30分開場)[0歳以上対象] ②14時00分~15時00分(13時30分開場)[小学生以上対象] |
会場 | きたしんホール(多目的ホール) |
出演 | ストリングラフィ・アンサンブル(水嶋一江、篠原もとこ、美音) |
料金 | おとな 1,000円/こども(4歳~中学生)500円 ※全席自由・税込 ※車いす席も同料金 ※0歳より入場可 ※3歳以下ひざ上鑑賞は無料(保護者1名につきお子さま1名)。ただし座席が必要な場合は有料。 |
お問合わせ | 茨木市文化・子育て複合施設おにクル 072-631-0296 |